非現実的
FRBがウォーシュ議長の下で先週利上げに踏み切ると、トランプ氏はその決定を批判し、改めて1%という数字を持ち出した。
もっとも保守系団体「アメリカンズ・フォー・タックス・リフォーム」の代表で、トランプ氏の外部経済顧問も務めるグローバー・ノーキスト氏は「大統領は彼なりのやり方で『こんな痛みは受け入れたくない』と言っているのだ。ただ、利上げせざるを得ない状況になったことについて、FRBに責任があるわけではないという点は明確にすべきだ」と注文をつけた。
選挙を前にインフレを抑えることが重要になっているため、トランプ氏の複数の側近は、利上げを決めたウォーシュ氏を内々では評価していた、と関係者の1人も明かしている。
ウォーシュ氏との連絡役を務める政権に近い人物はロイターに、世界の債券市場の仕組みを考えれば、1%を求めるのは非現実的だと語る。「みんな、いい加減に目を覚ましてくれないか。債券市場をおかしくすれば、得をするのは債券投資家だけで、それ以外の誰にとってもプラスにはならない」と強調した。
ホワイトハウスはコメント要請に応じず、FRBもトランプ氏の発言について言及しなかった。
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