ホワイトハウスは、24時間動画チャンネル「トランプTV」を開設した。ドナルド・トランプ大統領がCNN、MS NOW、ポリティコの3社をホワイトハウスから締め出してから、わずか数日後のことだ。

ホワイトハウスによると、新サービスは9月21日午後7時に配信を開始。「トランプ政権の最高の瞬間をすべて一カ所で」見られるチャンネルだとしている。

最初に配信されたのは、トランプが今年7月3日にラシュモア山で行った、アメリカ独立250周年を祝う約2カ月前の演説だった。

大統領副補佐官のケイラン・ドーはXで、政権関連の映像を「フィルターなし」で配信すると説明した。

トランプTVの開設は、トランプと報道機関との対立が激化するなかで行われた。9月21日、CNN、MS NOW、ポリティコは、報道内容を理由に取材を認めないのは言論の自由を保障した憲法修正第1条に違反するとして、ホワイトハウスを連邦裁判所に提訴した。

他のテレビ局もCNNの代役を務めることを拒み、代表社が撮影した大統領の映像を各社で共有する取材を停止した。

◾️「まるで国営テレビ」と批判

トランプTVの発表には「官製メディア」だと批判が出た。

右派の著名なソーシャルメディア・インフルエンサーで、かつてトランプを支持していたブレック・ワーシャムはXで、「トランプは文字どおり、トランプTVという『国営メディア』を立ち上げようとしている」と批判した。

政府系・国営メディアとは一般に、所有や資金、編集などが政府の直接的な管理や影響下にあるメディアを指す。中国では中国中央テレビ(CCTV)や新華社などが政府の統制下にあり、ロシア政府もテレビをはじめとする主要メディアに広範な統制を及ぼしている。

テレビ局が取材を拒否
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