最初のステップは好物をやめること──多くの場合、それが減量の常識だ。ファストフードやデザートは目標達成の障害と見なされ、食事を制限するダイエット法が相変わらず幅を利かせている。

だが実際には、好きなものを断てば、減量を長期的に続けることがより難しくなりかねない。そう指摘するのは、カナダ・オンタリオ州在住の管理栄養士で、健康的な食生活を提案するオンラインコミュニティー、リアルライフ・ニュートリショニストの創設者ミランダ・ガラティだ。

「食べ物や体重のことで、私自身も悩んだ」と、ガラティは本誌に語る。20代前半に米ダイエット企業ウエート・ウオッチャーズの減量プログラムで体重を「大幅に」減らしたが、消化器系が不調になり、食べ物との関係が不健全になったと言う。

バランスを取り戻し、消化器系の症状が改善したのは、食事制限をやめたおかげだ。そうした体験から、食べ物との健全な関係は精神のウェルビーイングにとって重要なだけでなく、身体の長期的健康にも役立つ可能性があると、ガラティは実感した。

ダイエット文化があおる「有害な循環」
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