(英文の訂正により6段落目の「パレスチナ系米国人」を「パレスチナ人」に修正し、家の保有者の情報を追加しました)
Ali Sawafta
[クスラ(ヨルダン川西岸) 13日 ロイター] - イスラエル軍は13日、入植者がパレスチナ人世帯を自宅内に閉じ込めているヨルダン川西岸の村に増派したと発表した。前日に、催涙ガスを使用して入植者を排除しようとしたが失敗した。パレスチナ人側は、自分たちを強制的に追い出す目的で包囲していると主張している。
入植者による包囲は週末にクスラというパレスチナ人の村で始まった。電気と水道を切断した上で、3軒の家屋に続く道路を封鎖し、前庭にテントを設置して人々が出入りできないようにした。
イスラエル軍は、入植者を退去させようとしていると説明しているが、今週公開された動画では、テント付近で入植者らと一緒に緑色の軍服を着た複数のイスラエル人男性が朝のお祈りをしている様子が映っている。軍は、関与した隊員を懲戒処分にするとした。
国連は声明で、子ども2人を含む約15人のパレスチナ人が「恐怖の状態で自宅内に閉じ込められており、基本的な生活に必要な対応ができず、水や電気も利用できない」と述べた。
包囲されている2家族は、食料や薬がなく、入植者らが所有物を破壊したり、家に石を投げたり、侮辱的な言葉を叫んだりしていると語っている。
家の一つに閉じ込められているパレスチナ人(訂正)のクサイ・アブ・リーダ氏は「政府機関、全ての自由で誇り高い人々に対し、食料と薬の支援を訴える」と述べた。この家は米市民権を有するオハイオ州在住の同氏の兄弟のものという。
ハッカビー駐イスラエル米大使は「(イスラエル軍と警察が)われわれの要請で、イスラエル人テロリストの排除に向かった」とし、「この家族の家に対してこのような行為を行う者たちの行動は犯罪だ」と批判した。