[オスロ 13日 ロイター] - ノルウェー中央銀行は13日、政策金利を2会合連続で4.25%に据え置いた。インフレ率は依然高水準と指摘し、追加利上げが必要になる可能性があるとしたが、足元のインフレ鈍化に言及し、今後の政策パス(軌道)は経済動向次第になると説明した。
ロイターが今月実施したエコノミスト調査でも据え置きが予想されていた。調査では過半数が、年内の0.25%追加利上げを予想し、実施時期は第3・四半期末までとの声が大勢だった。
7月のコアインフレ率は前年同月比2.7%と横ばいで、中銀の公式予想である3.3%を下回ったが、中銀の目標である2%は引き続き上回った。
バーチェ総裁は声明で、足元でインフレが鈍化し予想を下回ったことは歓迎すべきニュースだと述べたが、「しかし、インフレ率は依然として高すぎ、インフレ見通しが著しく変化したと結論付けるのは時期尚早だ。したがって、政策金利の引き上げが引き続き必要になる可能性がある」と述べた。
中銀は5月に政策金利を0.25%引き上げ4.25%とした。6月は据え置いたものの、声明で「今後の会合のいずれかで、政策金利をさらに引き上げる必要が生じる可能性が高い」と述べていた。今回は、「政策金利の今後の軌道は経済動向に依存する」とし、来月に新たな経済見通しを提示すると述べた。
会合の議事要旨によると、複数の政策委員が「建設活動の継続的な低水準に関して懸念を表明した」とし、住宅価格の下落が一段と活動を冷え込ませる可能性があると指摘した。
証券会社スペアバンク1は顧客向けのノートで、「今年の利上げは終了した可能性がある」と指摘した。