[13日 ロイター] - オーストラリアのワイン生産大手トレジャリー・ワイン・エステーツが13日発表した2026年度(25年7月─26年6月)通期決算は、基礎利益が41.5%減少した。米州事業の収益悪化が響いた。

米州事業は米国での需要低迷や流通の混乱によって過剰在庫を抱え、業績の足かせとなっており、同社は戦略見直しと同事業の再編を進めている。

米州事業のEBITS(利払い・税引き・生物資産評価損益・重要項目控除前利益)は61.4%減の9020万豪ドル(6370万米ドル)、純売上高は21.2%減の5億7500万豪ドルとなった。

全体の税引き後基礎純利益は2億7530万豪ドルで、前年の4億7060万豪ドルから減少した。ただ、ビジブル・アルファがまとめた市場予想の2億6200万豪ドルは上回った。

この利益指標は重要項目と、農業資産および収穫ブドウの価値変動に伴う変動要素を除いたもの。

トレジャリー・ワインはこれとは別に、米国資産に関して11億2000万豪ドルの減損損失を計上したほか、米州事業の戦略見直しと米サプライチェーン(供給網)の再構築に関連して6億1130万豪ドルの費用も計上した。

同社は「ペンフォールズ」などのワインブランドを展開している。

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