給水休憩の支持は大会が進むにつれ上昇

伝統主義者は、サッカーの魅力は観客の都合などお構いなしに試合が進み続ける点にあると言う。飲み物を買いに行けば得点を見逃す。スマートフォンを確認すれば、その後40年にわたるイングランドの悲劇を説明するような致命的なプレーを見逃すことになる。過剰な広告への反感も根強い(これについてはとっくに手遅れだったと言えるかもしれないが)。

パナマ代表のトーマス・クリスチャンセン監督は、ガーナに0対1で敗れた後、ロイター通信に対し、その考え方を次のように語った。

「暑くはなかった。しかし、こうしたことに金を出しているのはテレビの広告主なのだから、それを受け入れなければならない。」

一方で、給水休憩を支持する要素は、大会が進むにつれて増えてきた。

ボストンで行われたノルウェー対イラク戦では、給水休憩が入った時点でイラクは0対0で持ちこたえていた。しかし、試合再開から4分後に失点し、最終的には4対1で敗れた。キュラソーはドイツ戦で休憩直前に同点へ追いついたものの、その後ドイツが再びリズムを取り戻し、7対1で勝利した。イングランドとクロアチアの乱打戦も2度中断されたが、それでも6得点が生まれ、大会序盤を象徴する見応えある試合の一つとなった。

その後も大量得点が続き、この傾向を偶然として片付けるのは難しくなった。

アルゼンチン代表のリオネル・メッシは、アルゼンチンがオーストリアを2対0で下した試合で2得点を挙げ、ミロスラフ・クローゼのW杯通算最多得点記録を更新するとともに、自身の大会通算得点を18に伸ばした。

フランス代表のキリアン・エムバペは、フィラデルフィアで雷雨により2時間の中断を挟んだイラク戦で、フランス代表100試合目の出場を2得点で飾り、フランスは3対0で勝利した。

ノルウェー代表のアーリング・ハーランドもセネガル戦で2得点を記録し、ノルウェーは3対2で勝利。ノルウェーにとっては、W杯で初めての2連勝となった。

グループステージ第1節終了時点で、大会は24試合で75得点を記録しており、この段階としては1958年以来最多の得点数となっていた。

体制の立て直しはもともと行われていた?
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