中国企業の営業担当者、ユー・ヤンシャン氏は、14、15日に予定されているトランプ米大統領の訪中について、自分たちには無関係だと語る。この会社が販売する電気ロッカーや自動販売機の大半が、米国向けに輸出されているにもかかわらずだ。
「米国は貿易を続ける限り、我々とビジネスをせざるを得ないだろう」とユー氏。「中国のサプライチェーンと製品の質は極めて強固だ」と自信を示す。彼女の会社は、コスト増の一部を米国の消費者に転嫁する戦略をとっている。
関税の影響は依然として無視できないものの、関税率が一時的に3桁に跳ね上がった激動の2025年も同社は乗り越えたとユー氏は説明。米国の顧客ベースはほぼ維持しており、多くの中国輸出企業と同様、世界中で新たな市場も開拓しているという。
ユー氏によれば、これは中国の製造業が身につけた競争力と回復力の証左だ。長年の国家戦略である「自給自足」、つまり幅広い産業で完璧に近い国内サプライチェーンを構築する方針に従ってきた結果だという。
トランプ氏についてユー氏は「彼が来て交渉しようが闘いを宣言しようが、我々にとって大きな脅威にはならない」と言い切った。
次のページ