<高くて家が買えないという不満に応えようとした「50年ローン」構想だが、銀行を利するだけで借り手は損をするだけ、と反発の声が広がっている>

高騰する住宅価格への不満に応える形で打ち出された「50年ローン」構想だが、結局は銀行を利するだけで、借り手には損しかない──そんな批判がネット上に広がっている。

米連邦住宅金融庁(FHFA)のビル・ピュルト長官は11月8日、トランプ政権が住宅購入者向けに50年ローンの導入を計画していることを明かした。これを受け、SNS「X」では「借金をさらに膨らませるだけだ」との批判が相次いでいる。

FHFAの報道官は本誌の取材に対し、「住宅に手が届きやすくするため、ローンの引き継ぎや移転を可能にする方法を含め、あらゆる選択肢を検討している」とコメントした。

米国では住宅購入のハードルが高まり、「マイホームが買えない」ことが深刻な社会課題になっている。全米不動産業者協会の報告によれば、初めて住宅を購入する人の平均年齢は40歳に達し過去最高を記録。住宅価格の高騰や金利の上昇などの影響で、2025年の米住宅市場は大きく冷え込んでいる。

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