<2月28日にもゼレンスキーが訪米して鉱物協定に署名する、と言うトランプは、いったいどんなディールを企んでいるのか>

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はドナルド・トランプ米大統領に対し、レアアース(希土類)資源の共同開発を提案してきたが、以下の地図が示す通り、この貴重な鉱物はほとんどが、ロシアがウクライナから奪った土地の地下に埋まっている。

プーチンは2月24日、今後成立しうる合意の一環として、ウクライナの併合地域にあるレアアース鉱物への、米国のアクセス権を認める意向を表明した。

一方、ウクライナと米国の両政府間で、ウクライナの鉱物資源の権益を米国に認める協定の締結も近いと報じられている。トランプは、戦争の間ウクライナに供与してきた軍事支援の見返りとしてレアアース鉱物を要求している。

ウクライナには、現代のハイテク産業に不可欠なレアアース資源が、兆ドル規模で埋蔵されている。ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、2024年10月に発表した5項目からなる「勝利計画」の一環として、欧米の同盟国に、これら資源の共同利用を提案していた。

しかし、ウクライナのレアアース鉱物埋蔵量の大部分は、ドネツク州とルハンスク州(合わせてドンバス地域)のほか、ザポリージャ州、ヘルソン州、そして2014年にプーチンが併合した黒海のクリミア半島といった、現在ロシアが占領している地域に存在する。

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