[ロンドン 30日 ロイター] - 金の国際調査機関、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が30日発表した1─3月の世界の金需要は、宝飾向けが減少する一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた景気の先行き不安から、上場投資信託(ETF)など投資向けの需要が大きく増えた。

1─3月の世界の金需要は1083.8トンで、前年比1%増加した。

投資向けは前年比80%増の539.6トン。そのうち、世界の金ETFなどが価値の裏付けとして保有する金現物の残高は298トンで、前年比594%増加した。

一方、宝飾向けの需要は325.8トンと前年比39%減少した。

WGCの首席マーケットストラテジスト、ジョン・リード氏は、ETFが4月に入り150トン以上保有を増やしていることから、第2・四半期も投資家が全体の需要を支えるとの見方を示した。

一方で、宝飾向けや中銀の金購入はしばらく低水準にとどまる見通しだとし、中国とインドの需要も今年半減する可能性があると指摘した。

金供給は1─3月に前年比4%減の1066.2トンだった。金鉱での生産と再生の双方で減少した。

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