日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
WEAPONIZED TRADE
日本政府は中国産レアアースへの依存度を下げるべく努力してきた QILAI SHENーBLOOMBERG/GETTY IMAGES
<中国がレアアースを「武器」として使い始めた。日本向け輸出禁止措置は、資源供給網を握る中国の影響力を改めて浮き彫りにしている。日本は基幹産業を守るため、「脱・中国依存」に向けた調達先多角化と同盟国との連携強化の重要性が増している>
▼目次
東アジアの不安定化要因に
中国と日本の緊張が一段と不安定さを増している。中国政府が1月6日、一部のレアアース(希土類)などの軍民両用(デュアルユース)品目の日本への輸出を禁止した。この中国の動きは、ある種の物資のサプライチェーンで自国が支配的な地位にある状況を「武器」として用いる意向を示唆したと言える。
今回の輸出規制が日本に、とりわけ基幹産業である自動車産業に及ぼす影響は甚大だ。輸出規制が長引けば、製造業がダメージを被り、日本のGDPは相当落ち込むだろう。
中国が日本向けのレアアース輸出を停止するのは、今回が初めてではない。2010年にも、尖閣諸島の領有権問題をめぐり対日輸出を停止したことがあった。
それ以降、日本はレアアースの調達先の多角化を進めてきた。その結果、中国産レアアースへの依存度は、10年には90%に達していたが、今は60~70%程度まで下がっている。しかし、テルビウムやジスプロシウムなどは、現在もほぼ全面的に中国に依存しているとされる。
中国は、高市政権の安全保障政策の変化、とりわけ台湾有事への姿勢に対抗することを目的に、軍民両用品の対日輸出規制に踏み切った。最初は限定的な外交上の抗議にとどまっていたが、経済的な威圧へと対応をエスカレートさせている。
今回の輸出規制は、世界経済の大きな構造変化を浮き彫りにしている。国家間の地政学的競争が激化するとともに、貿易とテクノロジーが安全保障の影響をより強く受けるようになっているのだ。日本にとっては、サプライチェーンの多角化、国内生産への投資拡大、同志国との関係強化の重要性が増している。
こうした状況下で、日本はアメリカと手を組むことにより、レアアースに関する中国への依存度を減らせる可能性がある。オーストラリアやインドなどとの関係強化も有効かもしれない。
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