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ベネズエラ

麻薬?石油?体制転覆?――マドゥロ拘束、トランプ政権の「本当の狙い」

WHAT COMES NEXT?

2026年1月15日(木)16時48分
アイマン・イスマイル (スレート誌記者)

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マドゥロの妻シリア・フロレスは、多様な既得権益層をまとめ上げて現体制を維持してきた立役者とされる(写真は2025年5月、カラカス) ULANーPOOLーLATIN AMERICA NEWS AGENCYーREUTERS

──ベネズエラは今後どうなるのか。現体制自体が崩壊に向かうのか。

すぐにそうはならないだろう。ただ、デルシー・ロドリゲス暫定大統領が2つのことに失敗すれば分からない。

1つは、アメリカとあからさまに対立せず、石油関連で譲歩して取引をまとめること。もう1つは、チャベスが確立した体制に忠実なイメージを維持することだ。


この難しいバランスを取ることができれば、アメリカの新たな攻撃を回避すると同時に、チャビスタ内部の亀裂を防いで、当面はベネズエラの安定を維持できるだろう。だが、どちらかに失敗すれば、暴力を伴う事態になりかねないと思う。

──アメリカはベネズエラを「運営する」と言っているが。

アメリカはマドゥロを排除したことで、ベネズエラ政府と実務的な合意を結び、米企業がベネズエラの石油事業に自由に参入して、投資し、輸出できるようにする条件を整えたいと考えている。ただ、少なくとも当面は、全面的な体制転換は目指していないようだ。

確かにベネズエラの民衆は反体制派を支持しているかもしれないが、軍は違う。そして軍が支持しない政権を無理に樹立すれば、いずれ国内が大混乱に陥る恐れがある。アメリカはそれに気付いているのだ。

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