フィンランド右派政党が「つり目」ポーズを投稿した議員2名に厳重注意、議員は両名とも謝罪
写真はフィンランド国旗。2017年5月、フィンランドのヘルシンキで撮影。REUTERS/Ints Kalnins
フィンランド連立政権の一角を担う右派政党、フィン人党は18日、アジア人差別とみなされる「つり目」ポーズの写真をSNS(交流サイト)に投稿した議員2人を厳重注意処分にしたと発表した。
この問題はフィンランドのミスコンテストに優勝した女性のつり目ポーズの写真がSNSを通じて拡散し、ミスコン主催者が女性の優勝を撤回した後、当該議員らが女性に連帯を示す形で同じポーズを投稿したという経緯をたどっている。
フィン人党の国会議員団トップは「議員団で真剣に事態を議論し、これらの写真は公開されるべきでなかったとの結論に達した」と記者団に語った。
写真を投稿したエーロラ議員とガレデウ議員はそれぞれ投稿したことを謝罪した。
オルポ首相は17日、日本と中国、韓国のフィンランド大使館を通じて謝罪声明を出している。
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