日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
US Ally Reveals Warship Test With Game-Changing Laser Weapon
日本を取り巻く「一層厳しさを増す安全保障環境」に対応するため、先進的な装備の開発と自衛隊への供給を担う防衛装備庁は、本誌へのコメントで、研究中のこのレーザー兵器を「あすか」に搭載し、将来的な海上照射試験を計画していると述べた。
防衛装備庁の文書によると、このレーザーはすでに地上試験を終え、小型ドローンを撃墜したり、迫撃砲弾の火薬を熱で発火させて迎撃することに成功している。
欧州の海軍専門メディア「ネイバル・ニュース」は、「あすか」搭載のレーザー兵器はこれから破壊力、継続照射能力、目標捕捉・追尾性能、センサー統合、さらに全体的な運用性能などがテストされる可能性があると報じた。
米海軍も2024年10月から、レーザー搭載駆逐艦「プレブル」を日本に前方配備している。この艦の60キロワット級兵器「高出力レーザー・光学妨害・監視一体型システム(HELIOS)」は高速艇や無人機への対処が可能とされているが、防衛装備庁のレーザー兵器はまだ試験段階とはいえ、より厚みのある標的にも対応可能と見られる。





