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反ワクチンのカリスマを追放し、豊田真由子を抜擢...参政党拡大のため神谷が行った「大博打」

THE SANSEITO SURGE

2025年11月15日(土)08時00分
広野真嗣(ノンフィクション作家)

一連の騒動は強い反発を招き、大量の離党者が出た。参政党が国に届け出た党員数のデータでは、7.5万人(23年)から6.8万人(24年)と一時期明確に減っている。

マスク着用への問題意識から入党した女性は、「神谷は嘘ばっかり。党員の意見を政策に載せると言って、実際はやらないし」と言う。


22年の参院選後、女性の地元を訪れた神谷に「マスクのことで党と一緒に学校や地域で活動したい」と談判すると、「自分でやって」とにべもなかったと憤る。「この党は神谷が言うことが全て。方針に合わないことを言う人間は出てもらって構わない、となるんです」

「積極的な献身者」ばかりが目立つのも、とがった者が切り落とされてきた過去と無関係ではないだろう。

神谷にとって組織拡大のイメージは単純な足し算ではなく、政党の発展段階に応じて違う層を取り込み、内部の組成を変えながら膨らむもののようだ。差別化による市場拡大期と定着期を使い分けたのだ。

その変化を上手に制御できているという神谷の自信が過信であれば党のリスクになる。今回の取材で党員数を聞くと、神谷は党員サポーターを合わせ9万数千人と話したが、概数のみで内訳は明かさなかった。

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