コメ価格暴騰で悲鳴の日本に救世主? 韓国米、史上初の対日輸出の舞台裏
減反政策にアメとムチ
こうした問題を抱えているため、当然のこととして韓国政府は減反を進める計画だ。
与党・共に民主党は、政府がすべての余剰米を買い取る考えだったが、「事前措置」を追加する方針に変化した。
宋美齢(ソン·ミリョン)農林畜産食品部長官は、稲栽培面積の縮小や品種転換を行った農家にインセンティブを提供し、余剰米を減らしたうえで、すべての余剰米を買い入れてコメ価格の安定化を計る考えを述べて政府与党と合意したが、一方で生産調整に応じない農家にはペナルティを課す案も提起されている。アメとムチで減反を進めようというわけだ。
韓国農業は食料不足に悩まされた60年代以降、日本の農業技術を導入して増産を行ったが、食生活の変化と少子高齢化に伴う消費減少に、関税化による輸入米が重なって余剰米が増加した。
日本がかつて経験したことと同じ轍を踏んでいる。減反政策を終了した日本は、天候不順による不作や食品の物価高騰に伴う米食回帰に政府備蓄米の放出遅延などが重なって、コメ不足に陥った。
韓国も減反が順調に進むと10年から15年後、天候不順で不作となった際、コメ不足が起きる可能性が示唆されている。コメは不足したとき、即座に生産できるものではない。
日本を見習えとの声も
減反を進めるより、米菓、米麺といった加工食品や米サラダ、日本酒のようなコメを原料とする酒などの開発を進めるべきという声もある。
また日本の厳格な輸入米管理を見習うべきという論調もあり、東亜日報は社説で「日本の状況を綿密に調べるべき」と述べている。
韓国の余剰米は農業にとどまらない国民生活にかかわる問題だが、一方で量より味の向上を求める声もある。韓国人との会話で、しばしばコメの銘柄が話題に出る。1人がどこそこのコメが美味しいというと、言われた人はすぐに買う。減反やコメを使ったメニュー開発もさることながら質を向上させて消費拡大を図ることも余剰米を減らす方策の一つだろう。
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