ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦闘機を撃墜する「世界初」の映像をウクライナが公開
Two Russian Fighter Jets Downed by Naval Drone-Launched Missiles: Kyiv
ブダノフ中将によれば、GURが撃墜したのは2機とも多目的戦闘機の「Su-30フランカー(Su-30 Flanker)」だった。1機あたりのコストはおよそ5000万ドル。
攻撃に使用されたのは赤外線誘導空対空ミサイル「AIM-9サイドワインダー(AIM-9 Sidewinder)」で、2隻のドローン艇「マグラ7(Magura-7)」から発射した。
現場から当初伝えられた情報によると、1機目の戦闘機の乗員は助かって民間の船に救助された。しかし2機目の戦闘機の乗員は死亡した。ウクライナ国防省は「史上初めて軍用機が海上ドローンに破壊された。海戦は新時代に入った」と述べている。
ロシアは5月9日の戦勝記念日に向けて準備を進めている。ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、この行事に出席する各国首脳らの安全は保証できないと発言し、ウクライナがこの日に反撃を計画しているのではないかとの憶測を浮上させた。
この攻撃について本誌独自に確認することはできておらず、ロシア外務省にコメントを求めている。
(翻訳:鈴木聖子)
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