最新記事

米中関係

北朝鮮が米国攻撃の場合、中国は中立保つべき=中国・環球時報

2017年8月11日(金)18時25分

8月11日、中国共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報は、北朝鮮が先に米国に向けてミサイルを発射すれば、中国は中立を保つべきとの見解を明らかにした。写真は北朝鮮が行った大陸間弾道ミサイルの発射実験とされる写真。朝鮮中央通信(KCNA)提供(2017年 ロイター/KCNA via Reuters/File Photo)

中国共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報は、北朝鮮が先に米国に向けてミサイルを発射すれば、中国は中立を保つべきとの見解を明らかにした。その一方で北朝鮮の体制転換を狙って米国が先制攻撃を仕掛けた場合は、中国は介入すべきと主張した。

北朝鮮のミサイル問題をめぐって同国と米トランプ政権が激しい応酬を繰り広げている。環球時報は11日の論説記事で、中国当局は両国を押しとどめることはできないと指摘した。

その上で「国益が脅かされれば中国は断固として対応するとの立場を明確にし、全ての関係国に理解させる必要がある」と主張した。

また「仮に北朝鮮が先に米国に向けてミサイルを発射し、米国が反撃した場合は、中国は中立を保つことを明らかにすべきだ」との立場を示した。

その一方で「北朝鮮の体制転換と朝鮮半島の政治情勢変更を狙って米国と韓国が先制攻撃を仕掛けた場合は、中国は阻止する」とした。

「中国の国益に関わる地域で現状の変更を目指す相手には、断固として立ち向かう」と強調した。「朝鮮半島は各国の戦略的利益が交差する場所だ。いかなる国もこの地域の絶対的な支配を目指すべきではない」と訴えた。

[北京 11日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2017トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ワールド

米国、前提条件なしで北朝鮮と直接対話の用意=国務長

ワールド

日米欧、過剰生産問題で共同声明発表へ 中国名指しせ

ワールド

米大統領、政府機関でのカスペルスキー製品利用禁止法

ビジネス

米ダウとS&P最高値、銀行株が上昇

MAGAZINE

特集:日本を置き去りにする作らない製造業

2017-12・19号(12/12発売)

ものづくり神話の崩壊にうろたえる日本。新たな形の製造業が広がる世界

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    推定500歳!地上で最古の脊椎動物はガリレオの時代から生きてきた

  • 2

    高いIQは心理・生理学的に危険――米研究

  • 3

    「深圳すごい、日本負けた」の嘘――中国の日本人経営者が語る

  • 4

    キャノーラ油で認知症が悪化する──米研究

  • 5

    北朝鮮「亡命兵士」の腸が寄生虫だらけになった理由

  • 6

    ビットコインのために自宅を担保にするバカ、米当局…

  • 7

    小さな飛行士が壮大な宇宙の旅に

  • 8

    EVとAIで人気のテスラ ささやかれる「自動車製造を…

  • 9

    犬が「噛む」のはワケがある 

  • 10

    料理は科学!スクランブルエッグは空気と塩でこんな…

  • 1

    金正恩を倒すための「斬首部隊」に自爆ドローンを装備

  • 2

    「ICBM発射映像に炎に包まれる兵士」金正恩が目撃しながら大喜びか

  • 3

    北朝鮮外務省が声明「戦争勃発は不可避、問題はいつ起きるかだ」

  • 4

    推定500歳!地上で最古の脊椎動物はガリレオの時代か…

  • 5

    EVとAIで人気のテスラ ささやかれる「自動車製造を…

  • 6

    2017年は中流でもビットコインを買える最後の年にな…

  • 7

    キャノーラ油で認知症が悪化する──米研究

  • 8

    中国軍駐留で北朝鮮の非核化を

  • 9

    高いIQは心理・生理学的に危険――米研究

  • 10

    犬が「噛む」のはワケがある 

  • 1

    北朝鮮「亡命兵士」の腸が寄生虫だらけになった理由

  • 2

    北朝鮮「兵士亡命」が戦争の引き金を引く可能性

  • 3

    北朝鮮「亡命兵士」の命を脅かす寄生虫の恐怖

  • 4

    金正恩を倒すための「斬首部隊」に自爆ドローンを装備

  • 5

    米朝戦争になったら勝つのはどっち?

  • 6

    「ICBM発射映像に炎に包まれる兵士」金正恩が目撃し…

  • 7

    「英王室はそれでも黒人プリンセスを認めない」

  • 8

    北朝鮮外務省が声明「戦争勃発は不可避、問題はいつ…

  • 9

    「セックスしている子もいるけど私はしたくない」 …

  • 10

    推定500歳!地上で最古の脊椎動物はガリレオの時代か…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

胎内のような、安心感のなかでイマジネーションを膨らませる。
日本再発見 シーズン2
ニューズウィーク日本版デザイナー募集
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 特別編集

最新版 アルツハイマー入門

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月