- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- 現実味を帯びてきた、大統領選「ヒラリー対トランプ」…
現実味を帯びてきた、大統領選「ヒラリー対トランプ」の最悪シナリオ
今週開催された第1回の民主党候補テレビ討論ではヒラリーが他の候補を圧倒した Lucy Nicholson-REUTERS
共和党に2カ月遅れて、民主党もようやく今週13日に「第1回の大統領候補テレビ討論」を開催しました。参加者は、ヒラリー・クリントン候補に加えて、バーモント州選出の上院議員で「自称社会民主主義者」のバーニー・サンダース候補、そして知事や上院議員経験者ら3人の総勢5人でした。
共和党が8月からスタートして既に2回のテレビ討論を実施しているのに、民主党が「出遅れた」のは、おそらく2つの理由があると思われます。
1つには、依然として大本命であるヒラリー・クリントンに関して、国務長官在職中に「自宅に設置した個人のメールサーバ」で国家機密に類するメールの送受信を行っていたという「スキャンダル」の問題があります。この問題への批判が一巡して「ほとぼりが冷める」タイミングを待つ必要があったという解釈が可能です。
2つ目には、ヒラリーのスキャンダルの「痛手」が予想外に深まった場合、バイデン副大統領を「本格候補」として担ぎ出そうという動きです。副大統領本人は5月に長男が死去したことの精神的なダメージもあって出馬に消極的だったのですが、民主党の全国委員会(DNC)としては、何とか説得しようとしていたようで、その結果を待っていたことが考えられます。
最終的にバイデン副大統領は「決断」ができず、今回の討論には不参加となりました。では、そのテレビ討論の結果はどうだったのでしょうか?
一言で言えば「想定の範囲内」であり、新しい見解や、意外な展開はありませんでした。
まず、ヒラリーの支持率低下に伴って、反対に支持が上昇していたサンダースですが、依然として「自分は社会民主主義者」だという立場を変えませんでした。ウォール街の金融機関への規制強化、製薬業界への締め付け、最低賃金のアップ、公立大学の無料化などを主張し、北欧型の福祉国家が理想と宣言するにいたっては、中道票へのアピールをする気はなく、あくまで党内左派と若者に向けたパフォーマンスとしか言いようのない弁論を繰り広げていました。
また、世論にとって一番の関心事である「ヒラリーのメール疑惑」に関しては、ヒラリー本人が「共和党の告発は党利党略」と突っぱねただけでなく、ライバルのはずのサンダースまでが「共和党の攻撃には飽き飽きした」と言い切って、ヒラリーを援護射撃する始末でした。これには中道的な立場で司会をしていた、CNNのアンダーソン・クーパーも苦笑するしかなかったという感じです。
ここがヘンだよ! 日本の総選挙 2026.01.21
利下げをめぐるトランプ政権とFRBの不毛な争い 2026.01.14
マドゥロ後のベネズエラ原油開発、日本の利権をどう考える? 2026.01.07
トランプ政権の勢いに変調の兆しが漂い始めた 2025.12.24
円安と円高、日本経済に有利なのはどっち? 2025.12.17
サッカーをフットボールと呼ばせたいトランプの執念 2025.12.10
ベネズエラ船撃沈事件に揺れるペンタゴン 2025.12.03
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/港区虎ノ門/東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩2分/東京都
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
大手外資系コンサルをサポートする「秘書」20代~40代活躍中
株式会社アグロスコンサルティング
- 東京都
- 月給30万円~35万円
- 正社員
-
ホールスタッフ・調理スタッフ/女性管理職登用実績あり/5日以上の連続休暇OK/中途入社5割以上/急募/外資系企業
日本三商フードサービス株式会社
- 東京都
- 月給23万円~34万円
- 正社員
-
経理事務/外資会計事務所グループ/日商簿記資格有で未経験歓迎/実働7h・年休120日超
KPMG税理士法人
- 東京都
- 月給23万5,000円~
- 正社員






