- HOME
- コラム
- 犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学
- 防犯効果を高める「ホットスポット・パトロール」とは…
防犯効果を高める「ホットスポット・パトロール」とは? 日本の「ランダム・パトロール」との違い

(写真はイメージです) PeopleImages.com - Yuri A-Shutterstock
<「ホットスポット・パトロール」の効果は防犯だけにとどまらない>
住民パトロールの高齢化・マンネリ化が指摘されるなか、Polimill株式会社が提供するSNS「Surfvote」が「住民によるパトロールを活性化すべきか?」と一般の人に尋ねた。その結果によると、「住民によるパトロールの活性化を図るべき」が60%を超えたという(図表1)。この結果に多くの人が賛同するにしても、ではどうすればいいのか。どうすればパトロールを活性化できるのか。
パトロールといえば、日本ではランダム・パトロールを指すのが一般的である。この手法はパトロールのルートを固定せず、毎回異なるルートで実施する方式である。しかし、このランダム・パトロールの防犯効果については科学的な検証が行われた例はない。
学問的な検証を行うには、比較対象を設定する必要がある。たとえば、A地区でパトロールを実施し、その効果を測定するためには、A地区と地理的特徴や人口、産業、交通などが似通ったB地区を選定し、両地区の犯罪発生率の変化を比較する必要がある。
結果として、A地区の犯罪発生率の減少がB地区よりも大きければ、パトロールには一定の防犯効果があるといえる。しかし、両地区の犯罪発生率の減少率が同じであれば効果は認められず、B地区の減少率が大きい場合には、むしろ犯罪を誘発する可能性すら考えられる。
犯罪者に狙われる家の「共通点」とは? 広域強盗事件の現場から浮かび上がる「2つの条件」 2025.07.08
『ウォーキング・デッド』が犯罪学や社会学の「素晴らしい教材」と言える理由 2025.05.08
公園のデザインに見る日本と欧州の防犯意識の違い 2025.03.05
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
プロデューサー・ディレクター/広告・デザイン・イベント
株式会社ルートコミュニケーションズ
- 東京都
- 年収400万円~600万円
- 正社員
-
サーバー、ルーターなどのサポートセンター未経験歓迎/充実/テクニカルサポート、ヘルプデスク/中央区/東京都
株式会社エムトラッド
- 東京都
- 年収324万円~420万円
- 正社員
-
経験5年必須/開発エンジニア/ハイエンド層/残業20h.案件待機0/PL.PMを目指している方にお勧め.自分で案件選べます
株式会社ケーエムケーワールド
- 東京都
- 年収600万円~900万円
- 正社員