26年ブラジル大統領選、ルラ氏が右派候補に勝利との見方=世論調査
18日に公表されたアトラスインテル/ブルームバーグの世論調査によると、ブラジルのルラ大統領(写真)は2026年の大統領選で、タルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事やボルソナロ前大統領の長男フラビオ上院議員など出馬する可能性のある全ての右派候補者を打ち負かす見通しだ。サンパウロで11月撮影(2025年 ロイター/Ricardo Stuckert/Brazil Presidency)
[サンパウロ 18日 ロイター] - 18日に公表されたアトラスインテル/ブルームバーグの世論調査によると、ブラジルのルラ大統領は2026年の大統領選で、タルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事やボルソナロ前大統領の長男フラビオ上院議員など出馬する可能性のある全ての右派候補者を打ち負かす見通しだ。
ボルソナロ前大統領が今月、フラビオ氏の出馬を支持したことを受け、ブラジル株と通貨レアルが下落。それ以降、市場は世論調査を注視している。
今回の調査によると、第1回投票で見込まれるルラ氏の得票率は48%、フラビオ氏は21%、フレイタス氏は15%となった。
フレイタス氏が出馬しなかった場合の得票率はルラ氏が48%、フラビオ氏が29%。
フラビオ氏が出馬しないシナリオではルラ氏が49%、フレイタス氏は28%。
決選投票に進んだ場合でも、ルラ氏はフラビオ氏を53%対41%、フレイタス氏を49%対45%で、打ち負かす見通し。
調査ではまた、ルラ氏の支持率が48.8%と、11月の48.6%から上昇。不支持は50.7%で横ばいだった。
調査は12月10─15日に1万8154人を対象に実施。誤差はプラスマイナス1%ポイント。





