ベネズエラ大統領がベラルーシ移住なら歓迎=ルカシェンコ氏
ベラルーシのルカシェンコ大統領。モスクワで9月撮影。REUTERS/Ramil Sitdikov
[16日 ロイター] - ベラルーシのルカシェンコ大統領は15日、ベネズエラのマドゥロ大統領が退陣した場合、ベラルーシへの移住を歓迎するが、同氏とそうした協議は行っていないと述べた。米ニュースマックスのインタビューで語った。
テレグラムに掲載されたインタビューの抜粋で、ベラルーシとベネズエラの間には長年の関係があるとし、マドゥロ氏が望めばミンスクに来ることを歓迎すると発言。「マドゥロ氏は決してわれわれの敵ではない。ベラルーシに来たいのであれば、扉は開いている」と述べた。
同時に「そのような話が出たことはない。マドゥロ氏は去ったり逃げたりする人間ではない。彼はタフな男だ」とも語った。
また、ベネズエラの問題などについてトランプ米大統領と喜んで協議する姿勢を示した。
「全ての問題、米国の全ての望みは平和的な方法できょうにも解決できると確信している」とし、「トランプ氏と近くこの問題について協議できると思う。私は彼に多くの興味深いことを話すだろう。戦争は何ももたらさない」と語った。
米国にとってベネズエラとの戦争は「第二のベトナム」になるとし、「戦争をする必要はない。合意が可能だ」と述べた。





