トランプ氏、ベネズエラ周辺空域「全面閉鎖」と警告
トランプ米大統領は29日、ベネズエラの上空や周辺の空域は「全面的に閉鎖された」と見なすべきだと交流サイト(SNS)に投稿した。写真はトリニダード・トバゴのセドロス沖パリア湾に停泊する漁船と背景に広がるベネズエラの海岸線。ドローンで17日撮影(2025年 ロイター/Marco Bello)
Phil Stewart Idrees Ali
[ワシントン 29日 ロイター] - トランプ米大統領は29日、ベネズエラの上空や周辺の空域は「全面的に閉鎖された」と見なすべきだと交流サイト(SNS)に投稿した。詳細は明らかにしていない。
トランプ氏は投稿で「全ての航空会社、パイロット、麻薬密売人、人身売買業者」に対し「ベネズエラ上空と周囲の空域は全面的に閉鎖されたと見なしてほしい」とした。
ロイターが取材した米当局者はトランプ氏の投稿に驚きを示し、ベネズエラ空域を閉鎖する米軍の軍事作戦が進行中だとは認識していないと述べた。国防総省はコメント要請に応じず、ホワイトハウスもさらなる説明はしていない。
ベネズエラ政府はトランプ氏の投稿を「敵対的、一方的かつ恣意的な行為」だと非難し、ベネズエラの主権に対する「植民地主義的脅し」で国際法に反すると述べた。
トランプ政権はベネズエラのマドゥロ大統領が米国への麻薬流入に関与しているとして、対応の選択肢を検討している。マドゥロ氏は関与を否定している。
政府関係者がロイターに明らかにしたところによると、検討中の選択肢にはマドゥロ政権の打倒も含まれ、約3カ月にわたりベネズエラ沖で麻薬密売船への攻撃を行い、カリブ海で大幅に軍備を増強してきた米軍は、作戦の新たな段階を開始する用意があるという。
米連邦航空局(FAA)は21日、大手航空会社に対し、ベネズエラ上空の飛行は「同国及び周辺地域における治安情勢の悪化と軍事活動の活発化」のため、「潜在的に危険な状況」が発生する恐れがあると警告した。





