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米、サッカーW杯観戦者のビザ審査迅速化へ トランプ氏表明

2025年11月18日(火)14時23分

 11月18日 トランプ米大統領(写真左)は17日、サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会のチケットを持つ外国人のビザ(査証)審査を迅速化すると表明した。写真は17日、米ワシントンのホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)

[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会のチケットを持つ外国人のビザ(査証)審査を迅速化すると表明した。

米政府はW杯の試合を観戦する外国人のビザ面接を優先する予約システムを導入する。同大会は米国、カナダ、メキシコの共催で来年6─7月に開かれる。

トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し「世界中のサッカーファンが適切な審査を受け、来年夏に容易に米国に入国」できるよう政府機関が取り組んできたと述べた。

その上で、大半の国でビザ発給を迅速化したとし、待ち時間は現在60日以内になっているとした。W杯が300億ドルの経済効果と20万人の雇用創出をもたらす可能性があるとも述べた。

ルビオ国務長官はビザ発給のために国務省が領事館員を400人増員し、一部の国では職員を倍増させたと述べた。

FIFAのインファンティーノ会長は、試合観戦のために500万─1000万人が米国を訪れるとの見方を示した。

ロイター
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