自動車大手、ＵＳＭＣＡ「生産に不可欠」 米政権に延長要請

トヨタ自動車のほか、米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）、米フォード、米テスラなどの自動車大手は、トランプ米政権にに対し米国・メキシコ・カナダ協定（ＵＳＭＣＡ）の延長を求めた。写真はカリフォルニア州で２０２０年９月撮影（２０２５年　ロイター/Mike Blake）

［ワシントン　４日　ロイター］ - トヨタ自動車のほか、米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）、米フォード、米テスラなどの自動車大手は、トランプ米政権にに対し米国・メキシコ・カナダ協定（ＵＳＭＣＡ）の延長を求めた。

自動車メーカー各社は、２０２６年のＵＳＭＣＡの見直しに先立ち、米通商代表部への提出書類で意見を提示。全メーカーが協定延長は米国の自動車生産にとって極めて重要だとしつつ、現行協定の修正を示唆した。

米自動車貿易政策評議会（ＡＡＰＣ）は、ＵＳＭＣＡは「米国で事業を行う自動車メーカーが地域統合を通じて世界的に競争することを可能にし、効率性の向上をもたらす」とし、「年間数百億ドルのコスト削減につながっている」と述べた。