トランプ氏、FRB理事候補の面接開始 3人から近く決定へ

トランプ米大統領は8月6日、空席となる連邦準備理事会(FRB)理事のポストについて、候補者の面接プロセスを開始したと述べ、候補者はおそらく3人に絞られるとの見方を示した。同日、ホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ワシントン 6日 ロイター] - トランプ米大統領は6日、空席となる連邦準備理事会(FRB)理事のポストについて、候補者の面接プロセスを開始したと明かし、数日中におそらく3人の候補者から選ぶとの考えを示した。
候補者との面談を始めたと記者団に述べ、ベセント財務長官、ラトニック商務長官、バンス副大統領も選考に関与していると話した。
FRBは1日、クグラー理事が来年1月までの任期を残し、8日に退任すると発表した。
トランプ氏は、ホワイトハウス国家経済会議(NEC)のケビン・ハセット委員長とケビン・ウォーシュ元FRB理事が候補であると明かしているが、3人目の候補には触れなかった。
トランプ氏は、べセント財務長官が理事職に関心を持っていないと改めて述べた上で、ウォール街の出身者から選ぶとの考えも示した。
一方、議長候補については、ハセット委員長とウォーシュ元理事、他の2人の4人に絞られたと5日には発言。他の2人が誰かは明らかにしなかったが、このうち1人はウォラーFRB理事とみられている。