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政策に摩擦生じないよう「密に意思疎通」=政府・日銀連携で鈴木財務相
2024年05月14日(火)10時36分
5月14日、鈴木俊一財務相は閣議後会見で、政府・日銀の連携を巡り、政策に摩擦が生じないよう「意思疎通を密にする」と強調した。ワシントンで2023年4月撮影(2024年 ロイター/Elizabeth Frantz)
Takaya Yamaguchi
[東京 14日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は14日の閣議後会見で、政府・日銀の連携を巡り、政策に摩擦が生じないよう「意思疎通を密にする」と強調した。日銀による国債買い入れ減額に伴う金利動向や影響について注視する考えも示した。
鈴木財務相は「金融政策について具体的内容を申し上げる立場にない」と断った上で、「相互の政策目的に摩擦が生じないよう、引き続き、日銀と意思疎通を密にしつつ、為替の状況を注視し、万全の対応をとる」と語った。
為替動向に関しては「水準に着目するのではなく、ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」との考えを改めて示した。
過度な為替変動に対処するための選択肢として「一般論としてならす必要がある」との考えも述べた。