ワーナー主要株主、パラマウントが修正案提示なら「非常にオープン」
写真はワーナー・ブラザース・ディスカバリーのスタジオ敷地。12月8日、カリフォルニア州バーバンクで撮影。REUTERS/Mike Blake
[18日 ロイター] - 米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の第5位株主である運用会社ハリス・アソシエイツは18日、パラマウント・スカイダンスが買収の条件を巡る問題に対処し、価格を改善した修正案を提示すれば検討する用意があると述べた。
ワーナーの取締役会は今週、パラマウントによる1084億ドルの敵対的買収案について、十分な資金調達が保証されていないとして拒否した。
ワーナーの株式約3.9%を保有するハリス・アソシエイツのポートフォリオマネジャー、アレックス・フィッチ氏はロイターに対し、「現状ではネットフリックスとパラマウントの提案はバリュー面で同等だが、取引条件ではネットフリックス案の方が優れている」と述べた。
その上で「取引条件に関する懸念は十分に解決できると思われる。パラマウントがより優れた対価を提示し、取引条件の問題に適切に対処するなば、われわれは同社の修正案に非常にオープンだ。ボールは彼らのコートにある」と述べた。





