午前の日経平均は反発、TOPIX高値更新 景気敏感株に物色
2025年1月6日、 REUTERS/Issei Kato
[東京 12日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比461円22銭高の5万0610円04銭と反発した。米国市場でのダウやS&P500の堅調な値動きを受けて前日安からの自律反発を期待した買いが入った。景気敏感株が物色される中、TOPIXは取引時間中の史上最高値を更新した。一方、米半導体大手の決算発表後の株安を受け、国内の半導体関連株は軟調な値動きが目立った。
日経平均は約300円高で寄り付いた後、一時978円高の5万1127円に上値を伸ばし、節目の5万1000円を回復した。寄与度の高いソフトバンクグループ(SBG)が前日安からの反動で一時6%超高まで買われ、指数の上昇に弾みがついた。
景気敏感株が物色され、東証プライム市場の値上がり銘柄数は約9割と幅広く買われた。円高一服で自動車株を支えたほか、日銀の利上げへの思惑から金融株がしっかりとなり、TOPIXの押し上げに寄与した。
もっともその後、日経平均は急速に上げ幅を縮小した。SBG株が一時マイナスに転じる荒い値動きとなり指数の上値を抑えた。半導体関連株は弱い銘柄が目立った。米ブロードコムの第1・四半期の売上高見通しは市場予想を上回り、同社株は時間外取引でいったん上昇したが、その後マイナスに転じ、投資家心理を冷やした。
日経平均は寄与度の高い銘柄の影響が意識されているが、市場では「全体の値上がり銘柄数は多く、地合いはしっかり」(内藤証券の田部井美彦投資調査部長)との見方が聞かれた。東証の集計で海外投資家の買い継続が確認されたことも「投資家のセンチメントに寄与している」(田部井氏)という。
日経平均のメジャーSQ(特別清算指数)値は市場の試算で5万0536円54銭だった。
TOPIXは1.62%高の3411.51ポイントで午前の取引を終了した。年初来高値を更新した。東証プライム市場の売買代金は3兆6033億0700万円だった。東証33業種では、値上がりは繊維製品や不動産、銀行など31業種、値下がりは鉱業と水産・農林の2業種だった。
トヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループが堅調。ファーストリテイリングはしっかりだった。アドバンテストや東京エレクトロンは弱かった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1440銘柄(89%)、値下がりは136銘柄(8%)、変わらずは30銘柄(1%)だった。
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