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米9月PPI、前年比2.7%上昇 エネルギー商品高と関税転嫁

2025年11月26日(水)00時21分

米ネバダ州のガソリンスタンドで2022年2月撮影。REUTERS/Bing Guan

Lucia Mutikani

[ワシントン 25日 ロイター] - 米労働省が25日発表した9月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年比2.7%上昇し、伸び率は8月の改定値から横ばいだった。前月比では0.3%上昇と、8月の0.1%下落から反転。エネルギー関連商品の価格が急騰したことに加え、生産者が関税措置による影響の一部を価格に転嫁したことで押し上げられた。

9月の卸売物価指数は10月1日から43日間に及んだ連邦政府機関の一部閉鎖の影響で発表が遅延。伸びは前月比、前年比共に市場予想と一致した。

9月は財(モノ)が前月比0.9%上昇。伸びは8月の0.2%から加速し、2024年2月以来最大。主にエネルギー関連商品が3.5%上昇したことで押し上げられた。サービスは前月比横ばい。8月は0.3%低下していた。

前年比ではモノが3.3%、サービスが2.5%、それぞれ上昇した。

ロイター
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