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パープレキシティ、AIエージェント巡りアマゾンから法的警告受ける

2025年11月05日(水)09時39分

パープレキシティのロゴ。2024 年 1 月撮影のイメージ写真。 REUTERS/Dado Ruvic

[4日 ロイター] - 人工知能(AI)検索を手がける米新興企業パープレキシティAIは4日、同社のAIブラウザ「コメット」に搭載されたAIエージェントについて、アマゾン・ドット・コムから法的警告を受けたと発表した。アマゾンはAIエージェントがユーザーに代わってアマゾンのプラットフォームで買い物をするのをパープレキシティに禁止するよう求めている。

パープレキシティはこの法的警告をユーザーの選択肢とAIアシスタントの未来に対する広範な脅威だと表現。ブログ投稿で「大企業が法的脅迫や威圧を行使して技術革新を妨げ、人々の生活を悪化させようとするのはいじめだ」と述べた。ユーザーは自分のAIアシスタントを選ぶ権利があると主張し、アマゾンの動きを自社の広告主導型企業モデルを守るための試みだと述べた。

パープレキシティはAIを中心としたウェブブラウザの再構築を模索する数多くのスタートアップの1つであり、メールの作成から買い物の完了まで日常生活上のオンライン活動をより自律的に処理できるようにすることを目指している。

コメットに搭載されたAIエージェントはユーザーに代わって商品を比較・購入する手助けをする。パープレキシティによると、ユーザーの認証情報はローカルに保存されたままで、自社のサーバーに保存することはないという。

ロイター
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