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為替相場の過度な変動や無秩序な動き、しっかりと見極めている=官房長官

2025年10月27日(月)11時46分

 木原稔官房長官(写真)は27日午前の会見で、為替相場の動向が日本経済に与える影響についてはプラス面、マイナス面双方がある、とした上で「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要であり、政府としては、為替市場における過度な変動や無秩序な動きについてしっかりと見極めているところだ」と述べた。都内で21日撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Ami Miyazaki

[東京 27日 ロイター] - 木原稔官房長官は27日午前の会見で、為替相場の動向が日本経済に与える影響についてはプラス面、マイナス面双方がある、とした上で「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要であり、政府としては、為替市場における過度な変動や無秩序な動きについてしっかりと見極めているところだ」と述べた。

同日の日経平均株価が大幅高となっていることに関し、「株価の日々の動向については、経済状況や企業の活動など、様々な要因により市場において決まるものであり、コメントは差し控える」とした。

27日─29日の日程で訪日するトランプ米大統領と高市早苗首相との間で28日に予定されている首脳会談について、「両首脳が個人的な信頼関係を構築し、日米同盟のさらなる強化、そして自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて共に協力していく関係を構築していく機会としたい」と述べた。

ロイター
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