豪フォーテスキュー、第1四半期の鉄鉱石出荷拡大 通期予想据え置き

　オーストラリアの資源大手フォーテスキューは２３日、第１・四半期の鉄鉱石出荷が前年同期比４．２％増の４９７０万トンになったと発表した。写真は同社のロゴ。４月に撮影（２０２５年　ロイター/Christine Chen）

[２３日 ロイター] - オーストラリアの資源大手フォーテスキューは２３日、第１・四半期の鉄鉱石出荷が前年同期比４．２％増の４９７０万トンになったと発表した。

赤鉄鉱の出荷が増加した。ビジブル・アルファがまとめた市場予想（４９６０万トン）とほぼ一致した。

８月に確保した１４２億元（１９億９０００万ドル）相当の人民元建てローンを引き出し、脱炭素計画の強化に充てたことも明らかにした。

生産コストは１湿潤トン当たり１８．１７ドルとなり、前年同期から９．９％低下した。

２０２６年度の鉄鉱石出荷量の予想は１億９５００万─２億０５００万トンで維持した。