ニュース速報
ビジネス

金融市場のストレス、なお比較的正常 ゴールドマンが新指標

2024年08月07日(水)10時16分

8月6日、ゴールドマン・サックスは、金融ストレス指数(FSI)を新たに導入したと発表した。過去2日間の市場の混乱でタイト化したものの、過去の水準から見れば比較的正常なレベルにとどまっているという。写真はニューヨーク証券取引所で2021年11月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

[6日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは6日、金融ストレス指数(FSI)を新たに導入したと発表した。過去2日間の市場の混乱でタイト化したものの、過去の水準から見れば比較的正常なレベルにとどまっているという。

ゴールドマンは顧客メモで、株式・債券市場で想定されるボラティリティーが予想以上に高いことがタイト化の主な要因だと指摘。短期資金調達市場の状況はおおむね安定しているとした。

「市場のストレスは1週間前より明らかに高まっているが、FSIは政策当局者に介入を迫るような深刻な市場の混乱が今のところ起きていないことを示している」と分析した。

また、米株価急落と米国債利回りの急低下などを受け、ゴールドマンの金融環境指数(FCI)は今後1年の国内総生産(GDP)が正味12ベーシスポイント(bp)程度押し下げられることを示していると指摘した。

FCIが市場のストレスを測る指数でない一方、FSIは市場機能に対するリスクを監視する。FSIには予想される債券・株式のボラティリティーに加え、米国と海外の短期資金調達市場の金利差、米国債のスワップスプレッド、クレジットと株式の調達コストスプレッドが含まれる。セントルイス地区連銀やカンザスシティー地区連銀がまとめている同様のストレス指数と異なり、ゴールドマンのFSIは毎日公表される。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:「オルバン長期政権後」に賭ける投資家、ハ

ワールド

中国がイランに防空ミサイル、供与を準備とCNN報道

ワールド

米とイランの交渉団がパキスタン入り、レバノン停戦な

ビジネス

経産省、ラピダスへの6315億円の追加支援決定 総
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 5
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 6
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 7
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 8
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 9
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 10
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 7
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 10
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中