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楽天Gの1─3月期、純損失423億円 携帯事業の赤字幅圧縮

2024年05月14日(火)17時55分

 5月14日、楽天グループが発表した2024年1─3月期(第1・四半期)の連結業績(国際会計基準)は、423億円の純損失だった。写真は楽天モバイルのロゴ。昨年11月、都内で撮影(2024年 ロイター/Anton Bridge)

Nobuhiro Kubo Shinichi Uchida

[東京 14日 ロイター] - 楽天グループが14日発表した2024年1─3月期(第1・四半期)の連結業績(国際会計基準)は、423億円の純損失だった。前年同期の825億円から赤字幅が縮小した。

「楽天市場」などのインターネットサービス、クレジットカードなどの金融、携帯電話の各事業で増収を確保する一方、先行投資負担が重い携帯事業の赤字が前年同期の1026億円から719億円に減少した。

楽天証券の口座数は3月末で1091万口座となり、前年同期比で22.1%増加した。昨年10月に国内株取引手数料を無料化したが、各種取引からの収益増などで利益水準は無料化前を上回ったという。

楽天Gは24年内に携帯電話事業の単月黒字化目標を掲げている。三木谷浩史会長兼社長は決算説明会で、黒字化に向けて順調に進捗しているとし、タイミングは「できるだけ早く実現したい」と述べた。

ロイター
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