[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツの市場調査グループGfKが29日発表した4月の独消費者信頼感指数はマイナス29.5に小幅上昇した。エネルギー価格が記録的な高値から下落していることが背景。

ただ、近い将来の本格的な回復は期待できないという。

ロイターがまとめた市場予想はマイナス29.0。3月改定値はマイナス30.6だった。

4月は6カ月連続の改善となり、消費者信頼感が上向いていることが浮き彫りとなったが、改善ペースは過去数カ月から大幅に鈍化した。

GfKのロルフ・ビュルクル氏は「購買力低下が予想され、内需の持続的な回復が妨げられている」とし、個人消費は今年のドイツ経済に寄与しない可能性が高いとの見方を示した。

また、「消費者信頼感は依然として非常に低い水準にある」とした。

所得の見通しを示すサブ指数はマイナス24.3と、10カ月ぶりの高水準。信頼感改善の主因となった。

同氏は「所得見通しは現時点でガソリンやヒーティングオイルなどエネルギー価格の大幅な下落が支援要因となっている。だが、インフレは高止まりする見通しだ」と述べた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。