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写真はコカ・コーラのロゴ。2024年3月、ブリュッセルで撮影。REUTERS/Yves Herman

[１３日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラによる傘下の英コーヒーチェーン大手コスタ・コーヒーの売却計画が破談の危機に直面しており、コカ・コーラは週末に投資会社ＴＤＲキャピタルと土壇場の協議を行い、取引の救済策を模索していると、英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）が１３日、複数の関係者の話として報じた。

ＴＤＲはコカ・コーラとの優先交渉権を獲得したが、コスタの売却価格を巡って交渉が難航しているという。コカ・コーラがコスタの少数株式を保持する案も挙がっている。

ロイターはこの報道をすぐに確認できなかった。ＴＤＲはコメントを控えた。コカ・コーラはコメント要請にすぐに応じなかった。

ロイターは８月、関係者の話として、コカ・コーラが投資銀行ラザードと協力し、コスタの売却の可能性を含む選択肢を検討していると報じた。ラザードもコメント要請に応じなかった。

コカ・コーラは２０１８年に英ウィットブレッドからコスタを５１億ドルで買収した。