日本の石破首相がトランプに主張すべきこと
トランプが聞く耳を持たなかったとしても石破には訴えるべきことがある KENT NISHIMURAーREUTERS
<トランプは称賛を喜ぶ。世界の指導者はカネがかからない称賛が会談を成功に導くかもと考え、ご機嫌伺いをする。それでいいのか?>
ドナルド・トランプは、世界の国々のリーダーたちに2つの途方もなく大きな問題を突き付けている。1つは、彼の心理面での傾向に関わる問題。もう1つは、攻撃的で取引型の単独行動主義と、ロシア寄りの政策(というより、しばしばロシア政府の主張そのもの)を特徴とする国際関係へのアプローチに関わる問題だ。
2月28日、世界はこの2つの問題をはっきり思い知らされた。ホワイトハウスの大統領執務室を訪れたウクライナのゼレンスキー大統領に怒りをぶつけ、ホワイトハウスからたたき出したのだ。
首脳会談の決裂は、アメリカ側がゼレンスキーを不意打ち攻撃した結果だった。これにより、トランプはウクライナへの支援を打ち切る口実を手にできた。
問題はそれだけにとどまらない。この出来事は、アメリカがヨーロッパの安全を守るというコミットメントに事実上終止符を打ち、アメリカ政府がNATOなどの同盟国ではなく、ロシアと国際政治で足並みをそろえる時代の到来を告げるものでもある。これは、第2次大戦以降、最も大規模な国際秩序の転換と言える。トランプは世界を大混乱に陥れたのだ。
マムダニNY市長は、トランプに追い詰められた民主党を救う「正解」か 2025.11.22
ガザ恒久和平の実現には長期間の忍耐が必要......トランプの性格的にできるのか? 2025.10.15
カーク暗殺の直後から「極左」批判...トランプ政権が完全無視した「都合の悪い真実」とは? 2025.09.29
「会議は踊る、されど進まず」......アラスカの茶番劇でアメリカが失ったもの 2025.08.26
プーチンにコケにされた! トランプの自己愛がウクライナの助け舟になる皮肉 2025.07.26
名古屋が中国からのフェンタニル密輸の中継拠点に? アメリカが日本に向ける厳しい目 2025.07.08
戦術で勝って戦略で負ける......イスラエル軍事作戦の勝因と限界 2025.06.28
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
「カスタマーサクセス」外資系上場SaaS×AI・IoT日本法人/日本市場の事業成長を一緒に推進するCSMポジション「港区勤務」/IoT・M2M・ロボット
アシオット株式会社
- 東京都
- 年収400万円~1,000万円
- 正社員 / 契約社員
-
国際物流を支える外資系フォワーダー「営業職」/年休125日超
THI Japan株式会社
- 東京都
- 月給30万3,360円~
- 正社員
-
未経験OK外資系企業の「採用コンサルタント」
株式会社トライアンフ
- 東京都
- 月給27万5,800円~
- 正社員






