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スペイン

フラミンゴの大群 vs.「ワニ」...意外すぎる刺客で水田を守れ!

2024年8月2日(金)18時20分
ロビン・ホワイト(自然・環境担当)
フラミンゴ

スペイン・バレンシアのアルブフェラ自然公園に飛来したフラミンゴ HEINO KALISーREUTERS

<「土を蹴り、くちばしで掘り、根を引き抜く」スペインの農家にとっては大変な損害>

優雅な鳥フラミンゴも大量に集まると厄介だ。昨年12月、約3万羽のフラミンゴがスペイン・バレンシアのアルブフェラ自然公園に飛来し、コメ農家を悩ませた。

周辺では生息数が急増し、「稲が成長する前に大群でやって来る」と、あるコメ農家は言う。「彼らは土を蹴り、くちばしで掘り、稲の根を引き抜く」


フラミンゴの姿を楽しむ市民もいるが、農家にとっては大変な損害だ。

そこで考えたのは、かかしならぬワニ(の空気ビニール人形)を水田に浮かべる撃退法。効果は不明だが、農家は水田を守るためなら何でもする覚悟だ。

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