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データの有効活用で豊かな医療社会を実現する

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2019年3月29日(金)11時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ広告制作チーム

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木村仁 エンサイス代表取締役社長 東日本大震災をきっかけに、「情報を通じた持続可能な医療社会への貢献」を理念に始めました、と語る。

木村 日本の場合、限定された疾患のスペシャリティ医薬品という第1のトレンドは、少し遅れて現れているか、ほぼ同じになってきている状況です。治療成果に応じて支払うペイフォーパフォーマンスというコンセプトの第2のトレンドは、日本でもいろいろ考えられていますが、まだ実現には至っていないと言えるでしょう。

ガスナー 日本は、制度の面ではアメリカほど複雑ではありませんが、どちらかと言うと生産性を上げることがこれからの課題ではないかと思います。国内の製薬企業と外資系企業が連携するビジネスのやり方や、いかにセールスとマーケティングの相乗効果を生み出すか、国内の製薬会社がどうやってグローバル化していくか、といったことが非常に大きな課題ではないでしょうか。医薬品の研究開発は膨大な投資が必要になるビジネスなので、コストを抑えながらいかにグローバルな会社と競合していくかが課題になるでしょう。

エンサイスとのパートナーシップに関して非常に面白いと感じるのは、哲学や理念を共有するエンサイスがデータを担い、Veevaがソフトウェアを担い、それぞれを掛け合わせて素晴らしい結果を生み出せるということです。そういったことをこれからも継続していきたいと考えています。ただし、豊かな医療社会に貢献していくには時間がかかります。5年、10年、さらには20年かかることかもしれない。それでも、非常に素晴らしい結果を出せると期待しています。

木村 エンサイスとVeevaの関係は、データとソフトウェアの掛け合わせもそうですが、エンサイスはローカル企業に強く、Veevaは多国籍企業に強いという具合に、それぞれが持つ強みが違います。まとめると、エンサイスのローカルなデータと、Veevaのグローバルなソフトウェア、これらの組み合わせで世界に向けた新しいモデルを生みだすことができる点が非常に面白いな、と。私たちはこれまでの段階でも非常に良好な関係で良い結果を生み出しています。次々と新しい考えが出ますし、それらを一緒にやれる継続性にこのパートナーシップの強みがあります。

データの有効活用で実現する豊かな医療社会

──今年5月に発表したライフサイエンス企業向けのコマーシャルデータウェアハウス(製薬企業のビジネス活用に特化した大規模データ管理システム)「Veeva Nitro」(ヴィーバ ナイトロ)は、日本とアメリカで並行してスタートさせたそうですが、アメリカに拠点を置く企業としては珍しいケースのように思えます。こうした戦略にはエンサイスとの提携も関係しているのでしょうか。

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ピーター・ガスナー Veeva Systems CEO エンサイスとは理念や価値観が非常に似ており、そういった観点からもパートナーシップを組むことができたのは非常に喜ばしいことだと思っています、と語る。

ガスナー まずアメリカでリリースして、いろいろなことを学んでから他国で提供するというのがより一般的で、確かに同時というのは珍しいことです。日本で同時にリリースした第1の理由が、日本でのNitroのデータパートナーシップが必要だったということですね。有効に活用できるデータを持つエンサイスとパートナーになっていたことで、Nitroのリリースが可能になりました。第2の理由として、コマーシャルデータウェアハウスの需要がアメリカよりも日本でより高かったということがあります。

木村 そもそも日本の業界にはコマーシャルデータウェアハウスという考え方自体がなかったのです。時代とともに情報量が増えてくると、アメリカでは新しいシステムに入れ替わるのですが、日本では旧来のシステムに増築、改築で対応してきました。それはそれで大きな強みでもあるのですが、データが各組織に散らばっているという点では問題であり、情報量の飛躍的な増加により、その問題を課題として捉え、解決しなければならないというニーズが出てきています。そのようなタイミングで、VeevaからNitroが登場しました。エンサイスはVeevaとのパートナーシップを最大限に活用し、Nitro上での分析レベルを上げ、産業全体の生産性向上と情報を通じた持続可能な医療社会への貢献に取り組んでいきます。

ガスナー 日本においてライフサイエンス企業の生産性を上げることは、効率よく運用される医療行政につながり、ゆくゆくは患者さんの助けになります。アメリカのソフトウェア企業と日本のデータ企業がNitroの活用で協力して実現していく、実に興味深い事例になると思います 。

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ライフサイエンス業界向けのクラウドソフトウェアをグローバルに提供するVeeva Systemsと、医療用医薬品業界の生産性向上をデータソリューションで支援するエンサイス。ソフトウェアとデータ、グローバルとローカルというそれぞれの強みを活かしたパートナーシップが好調なことは、互いに信頼し談笑する両トップの雰囲気からも伝わってきた。Veeva Nitroの活用を通じてさらに大きく前進するVeeva Systemsとエンサイスの提携関係が、日本の医療社会にどんなインパクトをもたらすのかを大いに注目したい。


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