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意識調査

高速道路の逆走、高齢ドライバーが6割強、死亡事故は40倍

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2019年2月14日(木)17時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ広告制作チーム

また子供世代の人たちに、親の運転について「危ない」「気をつけた方がいい」と本人に伝えたことはあるか、と聞いたところ、あると答えた人は80%に達したが、高齢ドライバー側は、子供からそのようなことは「言われたことがない」と回答する人が多かった(75.9%)。つまり、子供たちが高齢の親に運転について懸念を表現しても、親にはほとんど伝わっていないことになる。

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免許返納、おすすめは免許切り替えや車検の時

では、家族ができることは何だろうか。

メモリークリニックお茶の水院長であり筑波大学名誉教授の朝田隆氏は、突然話を切り出してしまうとケンカになりかねないと指摘。普段から高齢ドライバーの車に同乗し、どんな運転をしているのかチェックしておくことが必要だと語る。どのような点に気をつければいいかは、NEXCO東日本の「運転ここに注目リスト」が便利だ。

朝田氏はまた、歳を重ねていくと身体同様に運転能力も歳を取っていくものであるため、「体調どう?」と「運転どう?」をセットで定期的に聞くことをすすめている。特に運転に自信のある高齢男性ドライバーは、運転を心配されることや免許返納をすすめられること自体、プライドを傷つけられたと感じるものだと指摘。プライドを傷つけないように、少人数でじっくり時間をかけて話すことが大切だと説明している。

朝田氏はさらに、家族みんなでゲーム感覚で楽しみながら運転に必要な能力をチェックする方法を3つ、NEXCO東日本のウェブサイトで紹介している。皮膚感覚をキャッチする能力を確認する「スマヌ法」、そして「時計の絵描画テスト」と「ひらがな仲間探しゲーム」がある。これらはあくまでも目安にすぎないが、話し合うきっかけとしてこのようなゲームを試すといいかもしれない。

免許証の返納に納得してもらいやすい時期について、朝田氏は「免許書き換え」や「車検」の時だと話す。そして返納時期を決めたら、その日までたくさんの思い出を作ることを勧めている。免許を初めて手にした時が楽しかった思い出であるように、免許返納も家族の楽しい思い出にするといいということだ。免許返納はポジティブな一歩だと意識することが大切なのだろう。


Text: 松丸さとみ

・NEXCO東日本
「家族みんなで 無くそう逆走」
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