日本語を母国語とする私たちが英語を習得するために必要な3つのトレーニング
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是枝氏が考える新たに習得しなくてはならないスキルは、音、リズム、英語思考の3つ。英語の音とリズムと聞くと、「流暢な英語なんていらない。最低限言いたいことが伝えられて、相手の言っていることを聞き取れれば十分」と主張する人もいるだろうが、そうではない。日本語の音とリズムで英語を話して聞いているうちは、高い頻度で通じなかったり、聞けなかったりする事態に遭遇する。英語の音やリズムなしには、言語として最低限の"言いたいことを相手に伝えられる力"と"相手の言っていることを聞くことができる力"が獲得できないのだ。
つまり、音とリズムは、かっこいい流暢な英語を話したい英語マニアのためのスキルではなく、日本語を母国語とする私たちが、英語で最低限の意思疎通を行うための必須スキルといえるだろう。
結果を出すために大事なのは毎日コツコツ練習すること
日本語と英語の違いが大きく、特に音とリズムが大きく異なるのは前述の通り。それでは、これらの新しいスキルを習得するには、どうすればいいのだろうか。この問いに対する是枝氏の答えは、実にシンプルだ。「無意識にできるようになるまで、毎日コツコツ練習するしかありません。ただし、間違った癖がつく可能性が高いため、自己流で練習するのはNG。野球を一度もやったことがない人が、プロ野球中継を見ながら毎日素振りをしても、正しいスイングが身につかないのと同じです。訓練を受けたネイティブの講師と一緒に練習をする必要があります」
English for Everyoneでは音、リズム、英語思考のスキルを、週に1回(50分)のネイティブの講師との対面またはスカイプでのマンツーマンレッスンと残りの6日間はオンライントレーニングで、毎日訓練することを特徴としている。「シンプルなように聞こえますが、これこそが日本語を母国語とする私たちが、足りないスキルを定着させるために最も効果的な方法です。"継続は力なり"。カリキュラムはすべてオリジナルで、講師は全員ネイティブです。英語を必要とするすべての人たちにマスターしてもらいたいというミッションのもと、料金は月額5万2000円(税別)とリーズナブルに設定しています」と、是枝氏は語る。
すでに、日本全国のみならず世界各国に駐在する日本人ビジネスパーソンがトレーニングを受講している。受講者の年齢層は高校生から80代までと幅広く、皆一様に英語力を伸ばしているという。無料体験レッスンでは、体験者から「目から鱗が落ちた」、「もっと早く教えてくれれば」との声が出るほど。現在は東京・浜松町に1校のみだが、すでに四谷に2校目の開校が決定している。一人でも多くの人に、正しい英語の訓練を受けてもらい、日本人の英語力を世界トップのレベルに引き上げていくのが目標だ。