最新記事

選挙

露反体制派ナワリヌイが大統領選ボイコット呼び掛け 当局が合法性調査

2017年12月27日(水)09時29分

12月26日、ロシア大統領選への出馬が却下された反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(写真)が支持者に選挙ボイコットを呼び掛けている問題を巡り、ロシア当局は呼び掛けが合法なのかどうか調査すると発表した。モスクワで24日撮影(2017年 ロイター/Tatyana Makeyeva)

ロシア大統領選への出馬が却下された反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が、支持者に選挙ボイコットを呼び掛けている問題を巡り、ロシア当局は26日、呼び掛けが合法なのかどうか調査すると発表した。

ロシアの中央選挙管理委員会は25日、ナワリヌイ氏について、過去に有罪判決を受けたことを理由に、3月18日の大統領選に出馬する資格はないとの判断を示した。ナワリヌイ氏は、当局が同氏に脅威を感じているために虚偽の理由で排除されたと反発、全土の自身の選挙事務所を通じて選挙の正当性に疑問を呈し、デモを組織する意向を示した。

ペスコフ大統領報道官は記者会見で「ボイコットの呼び掛けが合法なのかどうか、入念に調査する必要がある」と強調した。ナワリヌイ氏の立候補を認めなかった中央選管の判断については、直接のコメントを避けたが、「選挙の正当性に対しては何らの影響もない」と断言した。

一方、再選を目指しているプーチン大統領は、26日にモスクワで行われた候補者指名集会において、規定の500人を上回る約700人の支持を集めた。プーチン大統領自身は多忙のため、集会に顔を見せなかったが、数日以内に出馬に必要な書類を中央選管に提出する見通し。

[モスクワ 26日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2017トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


ニューズウィーク日本版のおすすめ記事をLINEでチェック!

linecampaign.png

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

米韓軍事演習に北朝鮮反発、「想像絶する恐ろしい結果

ビジネス

アングル:1970年代の再来か、中東紛争でスタグフ

ビジネス

NZ航空が運賃引き上げ、中東紛争の影響でジェット燃

ワールド

焦点:イランの狙いは「消耗戦」、原油施設攻撃で経済
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目のやり場に困る」密着ウェア姿がネットを席巻
  • 4
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 5
    ダイヤモンドのような「ふくらはぎ」を鍛える最短ル…
  • 6
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 7
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    プーチンに迫る9月総選挙の暗雲
  • 10
    人間ダンサーを連れて「圧巻のパフォーマンス」...こ…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 6
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 9
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 10
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中