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米のエルサレム首都認定、国連安保理が撤回を求める決議案採決へ

2017年12月18日(月)09時10分

12月17日、トランプ米大統領によるエルサレムのイスラエル首都認定を巡り、国連安全保障理事会は18日に開く会合で、決定の撤回を求める決議案を採決する方針。5日撮影(2017年 ロイター/Amir Cohen)

トランプ米大統領によるエルサレムのイスラエル首都認定を巡り、国連安全保障理事会は18日に開く会合で、決定の撤回を求める決議案を採決する方針。外交筋が明らかにした。

エジプトが作成した決議案は、米国やトランプ氏を名指ししていない。外交関係者によると、安保理メンバーの間では幅広く支持されているという。

ただ決議案が採択されるには、安保理15理事国の9国が賛成し、常任理事国の米仏英ロ中が拒否権を行使しないことが条件。

決議案は「エルサレムの地位に関する最近の決定に深い遺憾」を表明するとし、エルサレムでの在外公館設置を控えるよう、あらゆる国に求めている。

[国連 17日 ロイター]


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