最新記事

ペルー

フジモリ氏トップなるも過半数達せず、ペルー大統領選は決選投票へ

アルベルト・フジモリ元大統領の娘ケイコ・フジモリ氏が2位以下倍近くの票を獲得

2016年4月11日(月)10時28分

 4月10日、ペルーで、大統領選の投開票が行われ、3つの出口調査によると、アルベルト・フジモリ元大統領の娘ケイコ・フジモリ氏(写真中央)が首位に立っている。リマで撮影(2016年 ロイター/Mariana Bazo)

ペルーで10日投票が実施された大統領選挙は、選挙管理当局の中間集計で、アルベルト・フジモリ元大統領の娘ケイコ・フジモリ氏(40)が得票率38%で1位、次いでクチンスキ元首相(77)となり、両氏の決選投票となる見込みだ。

  ペルーの大統領選挙は、得票が過半数に届く候補がいない場合は1位候補と2位候補による決選投票が実施される。決選投票は6月5日に予定されている。

 選管ONPEによると、開票率20%時点で、フジモリ氏の得票率が38.04%、クチンスキ氏が25.48%、国会議員ベロニカ・メンドサ氏(35)は16.22%となっている。

 決選投票では、フジモリ元大統領のかつての強権政治を批判する有権者がケイコ・フジモリ氏の対立候補に投票する可能性が高い。4月5日には首都でフジモリ氏反対派による数万人規模のデモを行われた。

 一方、メンドサ氏は、ペルーの主要産業でありながらも環境破壊を伴う鉱山開発に依存する経済からの脱却を提唱。終盤の世論調査で急速に他候補を追い上げた。

 ONPEは、11日に集計作業を終えるとしている。

[リマ 10日 ロイター]

120x28 Reuters.gif
Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

プライベートクレジット、来年デフォルト増加の恐れ=

ワールド

豪銃撃、容疑者は「イスラム国」から影響 事件前にフ

ワールド

スーダン、人道危機リストで3年連続ワースト1位 内

ワールド

スマトラ島洪水、活動正常化には数カ月=プラボウォ大
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連疾患に挑む新アプローチ
  • 4
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 5
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 6
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 7
    アダルトコンテンツ制作の疑い...英女性がインドネシ…
  • 8
    「なぜ便器に?」62歳の女性が真夜中のトイレで見つ…
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    現役・東大院生! 中国出身の芸人「いぜん」は、なぜ…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 3
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 4
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 7
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 8
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 9
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 10
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中