最新記事

SNS

ダボス会議、ツイッター参戦完全ガイド

今年は、一般の人も議論に巻き込むためツイッターやフェースブックなどあらゆるSNSがスタンバイしている

2011年1月26日(水)16時55分

エリート祭りだ! 出席者や招待者の膨大なツイッター・アカウントも提供されている Christian Hartmann-Reuters

 各国政財界の頭脳が一堂に会する世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)が今年も始まる。今回は、広く一般の人々を議論に巻き込むため、主催者がフェースブックやツイッター、YouTubeなどありとあらゆるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)をスタンバイさせていること。会議は公式サイトで生中継され、最新情報はフォーラムの公式ツイッターアカウント(@davos)で流れる。

 会議に出席し、ツイッターで情報発信する世界の政治、経済界のリーダーのリストもある。2500人の出席者のうちツイッター発信する400人のリストだ。

 彼らは会場の「ソーシャルメディアコーナー」と呼ばれる場所からYouTubeで一般の人々からの質問に答えることになっている。質問に答える最初の人物はロシアのドミトリー・メドベージェフ大統領になる予定だ。

 iPhoneとアンドロイド携帯のためのダボス会議専用アプリも用意され、アプリ販売サイトで入手可能。このアプリを使えば、ツイッターやブログをはじめ、YouTube、写真共有サイトのフリッカーといった会議に関連するすべてのソーシャルメディアをまとめて見ることができる。

地球の果てから世界のリーダーに質問

 会議に招かれた世界の若手リーダーたちやハイテク専門家のグループも、ツイッターで報告やコメントをすることになっている。ビル・ゲイツ(@BillGates)やグーグルCEOのエリック・シュミット(@ericschmidt)も出席する。

 会議の議論は、フェースブックで生中継され、それを友達と共有しながらコメントすることもできる。

登録した人の居場所がわかるソーシャルメディアのフォースクエアを使って、様々な会場を「はしご」することも可能だ。ダボス会議のベストショットはフリッカーでタダで手に入る。

 すべての記者会見と重要な会議は動画サイトのライブストリームで中継され、会見の最中に誰でもツイッターやフェースブック経由でパネリストに直接質問することができる。全体討議や各セッションの映像はYouTube内のダボス会議チャンネルで見ることができる。

 ダボス会議をネットで楽しむ完全ガイドはこちら

GlobalPost.com特約)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米CB景気先行指数、8月は予想上回る0.5%低下 

ワールド

イスラエル、レバノン南部のヒズボラ拠点を空爆

ワールド

米英首脳、両国間の投資拡大を歓迎 「特別な関係」の

ワールド

トランプ氏、パレスチナ国家承認巡り「英と見解相違」
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の物体」にSNS大爆笑、「深海魚」説に「カニ」説も?
  • 2
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍、夜間に大規模ドローン攻撃 国境から約1300キロ
  • 3
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 4
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    アジア作品に日本人はいない? 伊坂幸太郎原作『ブ…
  • 7
    ケージを掃除中の飼い主にジャーマンシェパードがま…
  • 8
    中国山東省の住民が、「軍のミサイルが謎の物体を撃…
  • 9
    中国経済をむしばむ「内巻」現象とは?
  • 10
    「ゾンビに襲われてるのかと...」荒野で車が立ち往生…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 3
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる」飲み物はどれ?
  • 4
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 5
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 10
    電車内で「ウクライナ難民の女性」が襲われた驚愕シ…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中