プレスリリース

エターナル、利用者のセルフ指紋登録を支援し金融セキュリティの新しい道を開く"指紋認証スマートカード技術"の特許出願

2023年11月28日(火)16時00分
生体認証セキュリティ専門企業であるeTUNNEL Inc.(エターナル、代表:Kim Yung Kug、Lee Sang Joon)は、2023年11月、開発した指紋認証スマートカード技術の特許を出願したことを発表しました。この新しい技術により、利用者は自宅または職場で金融型指紋認証スマートカード(クレジットカードおよびデビットカード)に簡単に本人の指紋を登録し使用できることで金融セキュリティを向上させながらも利便性を大幅に向上させることができます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/377357/LL_img_377357_1.jpg
指紋認証スマートカード技術

全世界では毎年20億枚以上のクレジットカードが発行されることに連れ、カードの紛失や盗難による被害額も増加傾向にあります。実際、2022年には全世界で毎年約300億ドルのクレジットカード不正使用被害が発生しました。

これらの課題を解決するため、指紋認証スマートカードを市場に普及させようとする試みは多くありましたが、カード発行後に利用者が指紋を登録する際に別途の指紋登録システムを使用したり、銀行や発行会社を訪れたりする手間が復旧に大きな障害となっていました。

しかし、エターナルが開発した指紋認証スマートカード技術は、利用者の指紋を手軽に指紋認証スマートカードに登録でき、従来の指紋登録システムが持っていた課題を低コストで解決できる画期的な手法と評価されています。発行された指紋認証スマートカードは、使い捨て指紋セルフ登録システムを搭載して利用者に発送されます。ユーザーは銀行を訪れることなく迅速に簡単に本人の指紋を登録でき、指紋登録後には指紋登録システムを簡単に除去してすぐに使用できるように開発されました。

また、金融型指紋認証スマートカードに簡単に指紋を登録できるこの技術により、グローバル大企業のVisaカードおよびMaster Card(R)と提携し、試作品テストを経て年内に本格的な量産システムの構築を予定しています。エターナルは、この技術の特許出願を通じて金融セキュリティ分野で新しいパラダイムを提案し、これに伴う市場の反応と適用範囲に対する関心が高まることが期待しています。

一方で、エターナルは指紋認証型出入保安カードを国連傘下機関のITU(国際電気通信連合)の職員用出入証供給業者に選定され、技術力も認証されました。


■会社概要
商号 : eTUNNEL Inc.
代表者 : Kim Yung Kug & Lee Sang Joon
所在地 : C-1011~1015, 26, Beobwon-ro 9-gil, Songpa-gu, Seoul, Republic of Korea
設立 : 2021年12月
事業内容: 生体認証セキュリティ
URL : https://etunnel.net/eng.html


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米ミサイル駆逐艦が台湾海峡航行、中国は警告

ビジネス

ECB、急激で大幅な利下げの必要ない=オーストリア

ビジネス

ECB、年内利下げ可能 政策決定方法は再考すべき=

ビジネス

訂正(7日配信記事)-英アストラゼネカが新型コロナ
MAGAZINE
特集:岸田のホンネ
特集:岸田のホンネ
2024年5月14日号(5/ 8発売)

金正恩会談、台湾有事、円安・インフレの出口......岸田首相がニューズウィーク単独取材で語った「次の日本」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 2

    「自然は残酷だ...」動物園でクマがカモの親子を捕食...止めようと叫ぶ子どもたち

  • 3

    習近平が5年ぶり欧州訪問も「地政学的な緊張」は増すばかり

  • 4

    いま買うべきは日本株か、アメリカ株か? 4つの「グ…

  • 5

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 6

    日本の10代は「スマホだけ」しか使いこなせない

  • 7

    迫り来る「巨大竜巻」から逃げる家族が奇跡的に救出…

  • 8

    イギリスの不法入国者「ルワンダ強制移送計画」に非…

  • 9

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 10

    ケイティ・ペリーの「尻がまる見え」ドレスに批判殺…

  • 1

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 4

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 5

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 6

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが......…

  • 7

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 8

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 9

    サプリ常用は要注意、健康的な睡眠を助ける「就寝前…

  • 10

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 6

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 7

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 8

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

  • 9

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 10

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中