ホルムズ海峡の商船保護決議案、安保理で来週採決=外交筋
写真はホルムズ海峡付近を通行する貨物船。3月11日、アラブ首長国連邦(UAE)のラスアルハイマ北部で撮影。REUTERS
David Brunnstrom John Irish
[3日 ロイター] - 国連安全保障理事会は、ホルムズ海峡および周辺海域で商業船舶を保護するバーレーン提出の決議案について、来週採決が行われる見通しとなった。外交筋が明らかにした。
安保理の会合は当初3日に予定されていたが、その後4日に変更された。しかし複数の外交筋によると、さらに来週へ延期された。新たな日程はまだ発表されていない。
今月の安保理議長国であるバーレーンは2日、商業船舶の保護に向け「必要なあらゆる防御的手段」を承認する草案を最終化した。同草案では、これらの措置を「少なくとも6カ月間、理事会が別途決定するまで」承認するとしている。
バーレーンは湾岸アラブ諸国と米国の支援を受けて決議採択を目指しているが、ロシアや中国の反対を和らげるため、拘束力のある執行に関する明示的な文言は削除した。
一方で、拒否権を持つ中国は、いかなる武力行使の容認にも反対する姿勢を明確にしている。中国の傅聡国連大使は2日午前の安保理での演説で、「違法かつ無差別な武力行使を正当化し、状況のさらなるエスカレーションを回避できずに深刻な結果をもたらす」と主張した。
安保理決議が採択されるには少なくとも9カ国の賛成票を得た上で、米国・ロシア・英国・フランス・中国の常任理事国5カ国が拒否権を行使しないことが条件となる。





