ロシア、安保理決議案16日に採決要請 イスラエルとハマスの衝突

ロシアはイスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突を巡り、人道的停戦を求めるとともに、民間人に対する暴力と全てのテロ行為を非難する決議案を１６日に採決するよう国連安全保障理事会に求めた。写真はロシアのポリャンスキー国連次席大使。７月１３日、米ニューヨークの国連本部で撮影（２０２３年　ロイター/Brendan McDermid）

[ワシントン １４日 ロイター] - ロシアはイスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突を巡り、人道的停戦を求めるとともに、民間人に対する暴力と全てのテロ行為を非難する決議案を１６日に採決するよう国連安全保障理事会に求めた。

ロシアのポリアンスキー国連次席大使は、同国が１３日に安保理に提案した決議案について、修正箇所はなく、米東部夏時間１６日午後３時（日本時間１７日午前４時）に予定されていると述べた。

ロシアの決議案は、ハマスが拘束する人質の解放のほか、人道支援を可能にするよう要請、市民の安全な退避も求めている。イスラエルとパレスチナへの言及はあるが、ハマスには直接言及していない。